池谷財団_募集要項2025
2/8

①科学技術の進歩・発展は経済規模の拡大を促し、社会、ひいては一人一人の生活の質の向上に繋がるものです。 当財団は先端材料関連の研究に対する助成によって科学技術の発展を図り、社会経済の発展に貢献することを設立の理念としています。 この理念を具体化するため、我が国を取り巻く様々な課題の解決を目指す研究者の皆様を助成します。本助成事業では、特に社会的・学術的課題解決への寄与度を重視し、成果として国際的に評価される質の高い論文や研究成果の創出を期待しています。本助成事業の対象は、以下の研究および国際交流等とします。① 研究助成は、先端材料及びこれに関連する科学技術分野における研究に対する助成を行うもので、基  礎研究から応用研究まで幅広く対象としますが、主に以下の分野の研究で、かつ応募時点で具体的に  研究に着手しており、助成期間内で一定の成果が期待できる研究(例:論文、特許、国際会議発表等)  に対して助成します。  1. 構造・機能材料の研究    (例:高強度鋼、軽量合金、複合材料、耐熱材料など、社会基盤や産業競争力の強化に資する研究等)  2. 環境・エネルギー材料の研究   (例:カーボンニュートラル、資源循環、エネルギー変換・貯蔵に関する材料等)  3. その他、先端材料および学際領域の研究② 国際交流等助成は、先端材料及びこれに関連する科学技術分野における研究に関して実施される、以  下の国際交流に対して助成します。  1. 派遣助成:   過去に当財団の研究助成を受けた者が、海外でその研究成果を発表するための活動費用  2. 招聘助成:   海外において先進的な研究を行う研究者を招聘し、学会等にて国際交流を行うための活動費用以下の研究は、助成対象としません。① 研究活動によって直接的な経済的利益を得ることを目的とした研究  ※ただし、知的財産権の確保のための特許化は妨げません。② 他の機関や企業から受託している委託研究や共同研究等  ※ただし、申請者が主体的に遂行する研究で、他資金と明確に区分できる場合は対象とします。③ 申請時点で、既に主要な成果が確定していると認められる研究1. 助成の概要2. 助成の対象3. 研究助成の対象とならない研究

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る